こんにちは!IKISAKI情報局です。
今回より、株式会社エデュ・フィールド 代表 光延栄治氏にご協力いただき、
「学校評価の意義」について三回シリーズにてお送りします。
すでに学校評価を実施されている学校にとっても、これから実施を検討される学校にとっても、
一度、基本に立ち返って学校評価についてお考えいただくきっかけになれば幸いです。
第一回目の今回は、「学校評価の現状と基本的な意義~定期的な健康診断の必要性~」についてです。
学校評価の現状と基本的な意義~定期的な健康診断の必要性
「学校評価」について、皆様はどのように捉えておられますでしょうか?
「設計・集計が面倒」
「使い道もよく分からないし、とりあえずやるだけになっている」
「保護者総会やHPに使うので一応形だけは…」
など、こうした声が多いと思われます。
また、分析結果で一定の指標が現れたとしても、年度方針や年間予定は既に走っており、改善アクションを取り辛いなど、単に忙しいというだけでは済ませられない構造的な課題があるのも事実です。
しかし、「建学の精神」「教育理念」、さらに校長先生のお考えに基づいた学校づくりのベクトル共有とその認知・確認は学校運営の検証において最も重要なことであることは皆様もお判りの筈。
ヒトの身体に例えた場合、健康診断や人間ドックにあたる「学校評価」は正しい治療を導くファーストステップであり、それを行わなかったり、形骸化させてしまっていたりすること自体、学校運営が流れ任せの不健康な状態である証拠と言えるのではないでしょうか。
シリーズ第二回では、「実践する上でのプロセス効用~分析・結果のみに意味があるのではない~」をお送りいたします。
【学校評価の意義❶】学校評価の現状と基本的な意義~定期的な健康診断の必要性
【学校評価の意義❷】実践する上でのプロセス効用~分析・結果のみに意味があるのではない~
【学校評価の意義❸】まとめ:学校の「汗」を効率最適化する為に~設計の上で留意頂きたいこと
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